企業再生人®ブログ

 
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カテゴリ:企業再生

登録商標マーク ®について

 

一般商標には「商標マーク ™」(trade mark)、登録商標には「登録商標マーク ®」(registered trademark)と表記されますが、いずれもアメリカ国内法の規定に基づく表記であって、日本の商標制度では、「登録商標マーク ®」に関する明文上の規定ありません。ただ、デザイン上無理なく表示できる等の理由で現在世界的に用いられており、日本でも非登録商標に「®」を付する行為は、商標法第74条第1項で言うところの「虚偽表示」にあたると見做されていて、事実上、「®」は登録商標とされています

 

商標登録がなされると、権利者は登録商標を独占的に使用できるようになります。商標権は、日本全国に効力が及ぶ権利です(外国には及びませんので、外国で事業を行う場合は、その国での権利を取得することが大切です)権利を侵害する者に対しては、侵害行為の差し止め、損害賠償等を請求できてしまいます。なので、®マークと同じ商標を勝手に使うと、痛い目に合ってしまうのです。「企業再生人」を使うときには気を付けましょう!

 

商標とは?

 

商標とは、自社の取り扱う商品・サービスを他社のものと区別するために使用するマーク(識別標識)です。商品やサービスに付ける「マーク」や「ネーミング」を財産として守るのが「商標権」という知的財産権です。

商標には、文字、図形、記号、立体的形状やこれらを組み合わせたものなどのタイプがあります。また、平成27年4月から、動き商標、ホログラム商標、色彩のみからなる商標、音商標及び位置商標についても、商標登録ができるようになりました。

商標権を取得するためは、特許庁へ商標を出願して商標登録を受けることが必要です。商標登録を受けないまま商標を使用している場合、先に他社が同じような商標の登録を受けていれば、その他社の商標権の侵害にあたる可能性があります。また、商標を先に使用していたとしても、その商標が、自社の商品やサービスを表すものとして需要者に広く知られているといった事情がなければ、商標権の侵害にあたる可能性がありますので注意が必要です。

(特許庁HP 「商標制度の概要」より)

 

 

 

商標権登録にはいくらかかるのか?

 

特許庁への支払が印紙代として、出願時12,000円+登録時28,20円(10年:1商標1区分)かかります。商標に係る区分(範囲)を拡げると、その区分数の印紙代が必要です。この他に商標出願を弁理士さんに頼むと別途報酬がかかります。1区分あたり、出願時に30,000円、登録時に30,000円が相場でしょうか? 合計で1商標(1区分)あたり、およそ100,000円前後の費用になります。

 

勿論自分で出願したり、格安代行者(?)に頼んで報酬相当額を抑える選択肢もありますが、私はオススメしません。出願時の事前調査をシッカリして貰わないと、審査の結果拒絶されて、お金以上に時間を大幅にロスします。審査には約半年もかかるので、その間の時間の浪費と報酬金額を比較すれば一目瞭然だと思います。そもそも、商標をどの区分で出願すれば良いのかさえ、素人にはチンプンカンプンです。

 

商標登録出願を行うと、特許庁の審査が行われます。特許庁には年間10万件以上の出願がなされていて、東京・虎ノ門の特許庁の一箇所だけで全件審査を行っているそうです。1日当たり300件以上です。このため審査には約半年もかかります。ただ一度取得すると、10年間保護され、10年後も更新可能なので、極めて強い保護(日本国内限定)を受けられます。何か良いビジネス・アイデアがあれば、腕の良い弁理士さんをご紹介できます(笑)

 

セカンド・オピニオン株式会社 代表取締役
企業再生人® 小澤隆