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カテゴリ:企業再生

世界の時価総額ランキング

株価についての話題です。

株価(かぶか)とは、当該の株式に関して、株式市場において実際に約定があった価格のこと。

株価は一般に、長期的にも、短期的にも、また1日の内でも変動し、様々な値をとる。理論的には売買が成立したすべての価格の数値が株価であり、(現代では、市場のサーバのデータベースに残された記録の形で存在し)大量の数字の羅列となりうるもので、変動を続けるその株価を、数字の羅列を避けて視覚的に表す場合は一般に、複雑に波打ったグラフの形で表現されることになる。

昔から、多くの理論家が、理論だけで株価を予想できるような、そんな理論を構築したい、と夢を見て、もがいてきたが、実際にはあまりうまくいっていない歴史がある。 最近でも、確率微分方程式を用いて、株価の大まかな将来予測を行おうとする研究も進められている。が、実際には株価には、(理論で予想された株価とは異なった結果にしようと)現実の人間的、政治的な力が影響・介入したり、また現実世界での個々の事故・天災 等の影響も受けるので、結局のところ、株価は純理論だけでは予想できないものになっている。

(ウィキペディアより抜粋)

一般的に株価というと、狭義の売買単価よりは、広義の時価総額を指すことが多いです。例えば、トヨタ自動車とソフトバンクの株価を比較する場合、単に売買単位を比較しても何の意味もないからです。

2018年2月20日終値
・トヨタ自動車 7,291円
・ソフトバンク 8,922円

2018年2月20日 時価総額(終値ベース)
・トヨタ自動車 23兆7,905億円
・ソフトバンク   9兆8,200億円

このように、売買単価としての株価はソフトバンクの方が高いですが、発行済み株式数が異なるので比較対象になりません。会社の価値としての株価を比較する場合は、時価総額(株価×発行済み株式総数)を比較する必要があります。これらを1セットで株価と呼んでいるのです。

 

世界の時価総額ランキング推移

世界の時価総額ランキングTOP10を並べてみました。時価総額は会社の価値を図る一つの物差しで、株式市場(投資家)からその会社がどれくらい魅力的な価値を認められているかを表しています。このため、単に売上や利益といった数値だけでなく、その会社・ビジネスの将来性が期待込みで表現されています。

遠い昔の1989年、日本がバブル経済だったころは、日本の金融機関を中心に銀行が軒並み高く評価されていました。その銀行も、現在はフィンテックの進歩により大幅な人員削減を余儀なくされつつあります。隔世の感がありますね。

 

10年前の2007年では、新興国の台頭もあって資源逼迫が予想され、中国、ロシアを中心とした資源会社が高く評価されていました。中国の経済発展が著しく、銀行を中心に世界経済での存在感が急速に高まった時期です。

 

2018年1月現在の世界時価総額ランキングは、TOP10のうち米国5社、中国2社のIT企業がランクインしています。IT企業といってもIBMのような従来型メーカー系ITではなくて、情報型の新興IT企業ばかりです。ちなみに日本企業ではトヨタ自動車が2,050億ドルで43位と、唯一1社がTOP50に食い込んでいます。米国・中国以外の会社では韓国のサムソン電子3,240億ドル15位が最高位です。

 

株式市場での評価では、今後の世界経済は銀行・メーカー・資源ではなくIT企業によって構造変化が起きることを予想しているのです。残念ながら世界に発信するIT企業は米国・中国が殆どで、日本企業には皆無です。少子高齢化の日本はIT進歩による社会構造の変化がどの国よりも必要なハズです。ガラパゴス化に逃げ込んで衰退したガラケーの悪夢から目覚めて、世界に発信できるIT企業の勃興を願いたいです。

 

セカンド・オピニオン㈱代表取締役
企業再生人® 小澤隆

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