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カテゴリ:企業再生

長距離海外出張 - トランジットの失敗 –

夏季休業中なので、ビジネス・ネタではなく、軽い話題で海外出張話です。アジア間の出張は比較的多いのですが、シンガポール⇔米国東海岸といった長距離出張になると、移動だけで軽く24時間超えします。

近年、1万5000km以上の航続距離を持つ旅客機が登場し、それにともなって長距離の直行便が増えました。シンガポール⇔米国西海岸には直行便が就航していますが、搭乗時間は約17時間。それだけの時間搭乗していると体への負担が大きいので、急ぎでなければ意図的に成田経由トランジットを入れて、乗り継ぎ場所で休憩するようにしています。

ちなみに世界最長の国際旅客定期便は、2017年2月にカタール航空が就航させたドーハ(カタール)~オークランド(ニュージーランド)便で、飛行距離は1万4535km(9034マイル)、搭乗時間は17時間30分だそうです。

 

JFK(ニューヨーク)でのトランジット失敗

米国のノースキャロライナ州に出張する機会がありました。今回のフライトはNYのJFK空港でトランジットです。NYに入る前に別トランジット1回を含む約20時間超のフライトを経て、JFK空港に入りました。JFK空港で国際便→国内便へのトランジットがあるのですが、ここで2つの間違いを起こします。

① 入国審査に並ぶ時間を甘く見ていた
② 入国審査終了後から国内便搭乗口までの時間を甘く見ていた。

 

① JFK空港でのトランジットには1時間40分あったので、入国審査に多少時間が掛かってもまぁ大丈夫だろうと思っていたのですが、ふと気づくと平気で1時間を超えそうな勢いです。慌てて「次の便まで時間がない!」と説明してラッシュ扱いで割り込みましたが、入国審査が終わると残り40分程度。黄色信号が点ります。

② 「同一航空会社のトランジットだし、チェックイン済みなので、まぁ大丈夫かな?」と思っていたのですが、表示板に従って歩いて行くと、なかなか搭乗口に辿り着きません。手荷物検査にも時間が掛かり、挙句にはターミナル移動のバス待ち(目の前で前のバスが出発!)になり、ジリジリとバス発車を待ちます。バスに乗る前にカウンターで自分の便名を伝えてあるので、数分遅れでも何とかなるか?と思いつつ、搭乗口到着。しかしゲートは既に閉まっていて、搭乗口の係員がトランシーバーで搭乗可能かどうか問い合わせましたが、結果は『×』。そう、赤信号点灯、トランジット失敗です。トランジット複数回のフライトだったので、念のため手荷物オンリーにしておいたのがせめてもの救いでしょうか。

この後、航空会社のサ-ビスカウンターに掛け合い、次の便に振り替えて貰い、ノースキャロライナの最終目的地に向かいました。フライトそのものは全て定刻通りだったので、入国審査でもっと早くラッシュすべきだったのです。時間の読みを甘く見た、私の失敗です。

今まで空港で天候以外の理由でトランジットが上手くいかなかったことがないので、「油断は禁物」の良い教訓でした。今回は同じ航路で戻るので、改めて帰りのJFK空港のトランジット時間を確認すると、その時間は約1時間!今回の入国審査のように出国手続+手荷物検査で時間を浪費すれば完全にアウトです。むむっ、危険が危ない!

 

JFK空港トランジットに再挑戦

無事出張での仕事を終え、帰途に着きます。今回は予定していた4人が各地からバラバラに到着する現地集合だったので、行きも帰りも全員別々の便へ搭乗します。

前回のJFK空港でのトランジット失敗に懲りて、「1時間内で必ずトランジットする!」と意気込みました。有りがたいことに、米国のノースキャロライナ州の空港は国際空港でもあるので、ここで出国手続が出来るとのこと。ただ、JFK空港で手荷物検査があるかもしれないし、まさしく『油断は禁物』。NY便がオンタイムであることを何度も確認し、いつでも走る準備OKの臨戦態勢です。

 

JFK空港には定刻より15分早く到着。ここで脇目も振らず、次の便の搭乗口にまっしぐらです。すると、手荷物検査もなく、同じターミナルだったのでバス待ちもなく、あっさりと1時間前に搭乗口に到着。おぉ、一安心です。フライトもオンタイム表示だし、次のトランジットは余裕の2時間。もう大丈夫です。

飛行機に搭乗し、ゆっくりと離陸待ちです・・・・ん、ところがなかなか離陸しません。JFK空港は混雑が激しい空港なので、以前にも離陸待ちで、飛行機内で1時間以上待った経験があります。今回も長いのかな?と呑気に待っていると、機内アナウンスが。

ストームをやり過ごすために発着を遅らせ、燃料補給のためにいったんゲートに戻ります。
!!!

この時点で次のトランジットに赤信号点灯です。天候回復待ちということは、2時間以上待ちは必須。そう、2時間トランジットには間に合いません。仕事帰りの便なので到着時間が遅くなるのは、まぁ何とかなりますが、それでも次の便まで何時間待ちになるんだろう・・・とぼんやりと思いました。

 

結局、約3時間遅れでJFK空港出発です。 機内では「トランジットの方は到着後、空港係員に問い合わせて下さい。」というアナウンス。天候が原因では仕方ありませんね。次の到着先空港内でのんびりしましょうか。JFK空港を出て、20時間のフライト+空港での待ち時間。さてさて、ノースキャロライナのホテルを出てから、合計何時間で帰れるでしょうか??

 

風雲急を告げる成田空港(笑)

JFK空港を3時間遅れで出発してから、約3時間遅れで次の成田空港に到着。「次の振替便まで、何時間なのかなぁ~」と思っていると、なんと次の便は、1時間待ちしてくれているとのこと! そう、同一航空会社の国際便→国際便トランジットなので、トランジット待ちをしてくれていたのです。行きは国際便→国内便なので、扱いが違ったのでした。

 

空港のショップでも見てノンビリ待ちますか~と思っていた気分が一転。係員に誘導されながら小走りで手荷物検査→搭乗口に向かいます。他のトランジット便はわかりませんが、次の空港に向かう私の便は、私を含む6人のトランジットを待ってくれていました。

 

搭乗口から飛び乗ると、機内は何となく重苦しい雰囲気です。そりゃそうですね。皆さん座席に座りながら、トランジット待ちのために1時間ぐらい発着を遅らされているのですから。

「NY便からのトランジット待ちのため、いましばらくお待ち下さい」

と繰り返される機内アナウンス。座っている方々の視線を感じながら、機内通路を、ミニスーツケースをキコキコ引いて歩いていると、まるで自分のせいで皆さんに迷惑を掛けている気分です。おまけに私の席には、「ラッキー、ここ空席だ」と移動してきた方がちゃっかり座っています。もちろん席は返してもらいましたが、何となく気まずい。

「もう早く寝よう。あぁ、まだ7時間もフライト残っているのか~。ふぅ」

 

この後、約1時間遅れで出発した飛行機は、遅れを取り戻して定刻通りにシンガポール空港到着。きっとスピードアップして燃料を割増消費したことでしょう。時差と26時間以上のフライトでヘロヘロになりながら、空港からタクシーに乗りました。到着が真夜中なので、電車も走っていません。いや、電車が走っている時間でも、タクシーを選択したかもしれません。シンガポール拠点に辿り着くまでに、深夜料金50%増のタクシー・メーターがガンガン跳ね上がります。ホテルを出てからシンガポール拠点に到着まで、合計29時間の道程でした。

 

今回の教訓。「JFK空港のトランジットを甘く見てはいけない!」

 

セカンド・オピニオン㈱代表取締役
企業再生人® 小澤隆
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