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カテゴリ:企業再生

異業種交流会への参加目的

皆さんは異業種交流会やセミナーにはどんな目的で参加されますか? 私が独立したばかりの頃、「人脈を拡げよう」という目的で異業種交流会やセミナーに参加していました。

当時私が想定していた人脈とは、「自分の顧客、もしくは顧客見込み客」に繋がる人脈です。でも数回も参加すると、その目的達成が難しいことが分かってきます。

・他の参加者も見込み客狙いなので、目的が合致していない。
・会ったばかりの人といきなりビジネスはスタートしない。

が、私の場合の目的達成が難しい理由でした。あるテーマの異業種交流会に参加しても、コンサルタントのような「自分売り込み」目的の方が圧倒的に多く(自分自身もその一人です)、名刺交換しても意味が無かったのです。

逆に自分が「売り込まれる」立場で参加すると、鯉の池に投げ込まれたエサ状態になって辟易しました。そのような場でいくら名刺交換しようと、余程切羽詰まった仕事依頼の状況でない限り「では早速仕事をお任せしよう」には決してなりません。

交流会の参加者は、皆さん何らかの目的を持って参加しています。参加する自分の目的を明確に定めておかないと、ただの時間潰しと「あぁ、名刺を沢山集めたな」という自己満足の場になってしまいます。

 

勉強会&懇親会という名の交流会で

不動産投資の情報発信者の方が主催する勉強会&懇親会に参加する機会がありました。普段ならこの手の勉強会に参加はしないのですが、この時の開催場所(飲食店)が別の用件で訪問するビルの隣のビルだったので、「無料だし、まぁ実害は無いだろう」と軽い気持ちで参加しました。(勿論、事前情報収集と仮の目的設定はしています)

実際参加してみると、案の定、不動産投資の情報発信者の方の挨拶はソコソコに、提携している投資用不動産販売会社の方々との情報交換という場に変貌します。分かりやすく言うと、投資用不動産販売会社の客捜しの場です。

 

ここでサッと帰っても良いのですが、事前準備していたプランB(笑)にモードを切替えます。

まずは投資用不動産販売会社の営業マンは全てスルーさせて頂いて、社長さんのみへの直質問。事前調査ではこの若い社長さんは会計士さんでもあったので、「REIT出身者かな?」という想定のもと幾つかの質問をします。想定している不動産利回り・資金調達方法、現在の日本の不動産市場状況と会社のポジショニングetc。

ところが質問の返答が、「不動産投資をする方は色々な目的を持っているので・・・」と曖昧なモノで「不動産投資は節税になるから・・・」と説明を始める想定外のレベルです。この時点でこの投資用不動産販売会社とのご縁が無いことが明確になったので、まずは精神的にスッキリ。

 

次は実際にサラリーマンでありながら不動産投資をしている方との情報交換。特に近年増加している家賃保証(サブリース)契約型に関するモノです。この当時は、「かぼちゃの馬車」破綻の2年前で、ちょうど『家賃保証(サブリース)契約型の自己資金ゼロでもOK、アナタも不動産オーナーになって不労所得を得よう!』という謳い文句の不動産投資が急増していた頃です。私自身の疑問で、「本気で名も無い保証会社の家賃保証が何十年も続くと思っているのか?」「資金調達先はスルガ銀行を筆頭に特定の銀行・信金ではないのか?」を聞いてみたいと思っていました。

その結果、資金調達先は予想通り、スルガ銀行を筆頭に特定の銀行・信金。(スルガ銀行については2018年4月に社会問題化しました。 コトバンク・・・スルガ銀行不正融資問題 参照)

家賃保証については
薄々、家賃保証がオカシイとは思っている。ただ自分のようなサラリーマンがお金持ちになろうと思ったら、それくらいのリスクは冒さないといけない
と言っていた姿がとても印象的でした。投資では無く投機であることに自覚があり、それでも1億円近い融資を得てアパート建築をしているのです。

プランBとしての情報収集は完遂出来たあと、不動産投資の情報発信者にご挨拶して、この交流会の場を途中退席しました。当初の目的とは異なりましたが、自分の疑問に対する情報が得られてかなり満足できた成果でした。

 

セミナーは一番前に座ろう

この交流会以外にも、気になった本の著者や、気になっている方が参加するという話を聞いて、その方に会う目的で交流会やセミナーに参加することがあります。つい最近では、イラストレーター玉利よう子さんが交流会をサポート&参加されるという話を聞いて、「何をやっているんだろう?」と興味津々に参加してきました(笑)

なお、着席型のセミナーであったら、恥ずかしがらないで講演者の一番前中央に座るのがオススメです。話だけで無く、表情や身振り手振りで、初対面であってもその講演者の「人となり」を感じることが出来ます。但し、懇親会などで講演者を長時間話し込んで独り占めするのは、他の参加者への迷惑になるので気を付けましょう。

 

無目的で異業種交流会に参加すると、保険や不動産投資勧誘、ネットワークビジネスやスピリチュアル系自己啓発の勧誘などに出くわす確率がとても高くなります。自分の目的設定とそれに相応する異業種交流会・セミナーの情報収集をしたうえで、参加されると良いと思います。

 

セカンド・オピニオン㈱代表取締役
企業再生人® 小澤隆
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【玉利ようこ】
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