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カテゴリ:企業再生

帝国データバンクの評点の見方・目安

信用調査会社

会社の信用調査というと、2大巨頭の「帝国データバンク」と「東京商工リサーチ」が有名で、両社で日本国内における信用調査業界の9割近いシェアを占める(TDBが約60%、TSRが約30%)といわれるそうです。

弊社でも未公開会社の情報収取の手段として大変お世話になっています。この信用調査結果をそのまま全面的に信用することはありませんが、参考にはしています。

全国展開する企業としては国内最大手の帝国データバンク(TDB)と業界第2位である東京商工リサーチ(TSR)の二社があるが、両社で日本国内における信用調査業界の9割近いシェアを占める(TDBが約60%、TSRが約30%)とされており、寡占化が進んだ業界状況となっている。外資系の信用調査会社では、クレディセイフ企業情報、エクスペリアンなどがある。その他、特定地域を中心に活動する企業として信用交換所(関西)、東京経済、データ・マックス(以上、九州)などがある。大手の信用調査会社から、比較的小規模な探偵調査会社に下請けとして業務が出される場合もある。

ウィキペディア(Wikipedia)「信用調査会社」より

なお、(株)帝国データバンクは、売上高514億円、営業利益105億円、従業員数3,300人(2018年9月期)という大企業です。ご存知でしたか?

 

評点の目安

帝国データバンク(TDB)では、以下のような信用要素の項目を各々評価し、それらを合計して総合点を出しています。これが総合的な評価である「評点」となります。したがって、成長性と安全性および社会性を総合的に判断した「企業の格」というべきものを表わしています。

1:業歴 1~5
2:資本構成 0~12
3:規模 2~19
4:損益 0~10
5:資金現況 0~20
6:経営者 1~15
7:企業活力4~19
8:加点 +1~+5 調査時の状況によって、加点します。
9:減点 -1~-10 調査時の状況によって、減点します。
合計:100
上記の1~9の各信用要素の点数を合計して、総合点数として「評点」となります。
調査員が企業を訪問してヒアリングし、企業内容が分かるような詳細な報告書を作成し、社内にある評価ルールおよび基準等に基づいて、調査員であれば誰が調査しても同じ「評点」になるように評価しています。

評価結果である「評点」は、50点前後を中心に40点~60点の範囲に多くの企業が入っている正規分布に近い分布状況になっています。

帝国データバンクHP 「第18回:2つのリスク指標(1)~評点~」より抜粋

帝国データバンクの評点は100点満点の点数表示ですが、その評点はテストの点数というより、テストの偏差値という方がイメージに近いです。

【ここからは、帝国データバンクによる公式見解ではなく、あくまで個人的な私見です。】

中小企業であれば
66点以上 中小企業でこの点数以上を取るのは難しい
61点~65点 社歴も含め、かなりの優良企業
56点~60点 経常的に黒字プラス財務・資金的にも安定的
50点~55点 経常的な黒字企業
50点未満(評点がつかない)
・D1 中小企業の中では比較的優良な会社が含まれるゾーン
・D2 多くの中小企業が含まれる平均的なゾーン
・D3 赤字又は社歴が浅いなど、銀行借入は難しいゾーン
・D4 取引には注意が必要になってくるゾーン

といった感じでしょうか?

 

なお、帝国データバンクによると、平均点は40点台だそうです。51~65点はCクラス、66点以上のBクラスというのは、大手上場企業や地方で有名な中堅企業クラスが入ってきます。

景気動向にも左右されますが、40点台の企業が最も多くなっています。

帝国データバンクHP「評点とは?」Q14 何点の企業が多いのですか? より

 

弊社への信用調査依頼

弊社にも、外部から信用調査依頼がかかってその取材打診が来ることもあります。その取材は「弊社事業には再生投資事業が含まれるので、情報は全て非公開です」という理由で全てお断りしています。「やっぱりそうですよね」とも信用調査会社から言われました。

得意先や金融機関からの借入がある場合には、信用補完のためにもこういう信用調査の取材は断らない方が良いといわれます。弊社自体は金融機関からの借入もありませんし、一般的な取引先という概念が無いので、信用調査依頼を断っても何の問題もありません。

それに、取材依頼のタイミングから、「あぁ、きっとあの会社だな?」と取材依頼元がおおよそ推測できます。実際、そのタイミングで推測発信元から弊社HPをジックリ見ている様子がアクセス解析でこちらも分りました。面白い現象ですよね(笑)

 

セカンド・オピニオン㈱代表取締役
企業再生人® 小澤隆
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