企業再生人®ブログ

 
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カテゴリ:企業再生

在宅勤務 実施中

在宅勤務実施と弊社宛「お問い合わせ」に関するお知らせ』のとおり、現在弊社では在宅勤務を実施中です。当初は5月6日までの予定でしたが、「緊急事態宣言」5月末までの延長を受け、弊社も5月末までは原則在宅勤務となります。

 

オンラインミーティング

在宅勤務主体になってから、ミーティングやご相談も全てオンライン化しています。一番多いのは、「Zoom」を使ったミーティングです。

 

そんなオンラインミーティングの中、「緊急事態宣言下での営業自粛によって、資金繰り悪化懸念からご相談を受けることが多くありませんか?」という質問を受けるのですが、現時点では多くありません。この経済環境は「企業再生」の問題とは離れていて、『売上ゼロの場合にいかに会社が生き残るか?』という問題だからです。

営業自粛要請に該当する業種、特に飲食店や宿泊施設等の場合、残念ながら具体的施策がありません。テイクアウト主体で営業する等の手段はありますが、実際のところ業績改善には大勢に影響がないのです。「何もしないよりも精神的にラク」というレベルではないでしょうか?

 

それでも「企業再生人ならどうしますか?」という質問も多いので、もし私が自粛要請に該当する事業で売上ゼロ近辺に落ち込む事業を営んでいたら…という仮定で敢えてお答えすると

・中途半端な営業維持は逆に損失拡大を招くので休止する
・休止期間の支払のうち、人件費を除く費用、特に家賃は支払延期を家主に求める
・人件費は雇用調整助成金などで、出来るだけカバーする

を基本に方針を組み立てると思います。

 

「コロナ関連倒産」というお題目で倒産ニュースが流れてくるのですが、それらは「今までも業績が悪く、いつ倒産になってもおかしくない会社がコロナ禍で一押しされて倒産に至った」ケースが殆どです。

経営者心理からいうと、「ここで無理して乗り切っても、今までの経緯からみると、その後に業績が上向く可能性が無い。それならいっそ…」というところでしょうか。

ここでむやみに経営者に対して「頑張りましょう!」と励ますのは無意味です。今までだって充分頑張ってきているのですから。それよりも先行き不安から落ち込みがちな心理状態を自覚して貰って、なるべく冷静に考えるようにお話しています。

 

不安感を煽るばかりの情報に負けないように!

4月7日から始まった「緊急事態宣言」による自粛要請は経営者にとって厳しいものですが、資金繰りが逼迫・ショートするのは、もう少し先の段階です。今まで真面目に経営してきていたなら、営業休止中での1~2ヶ月の支払遅延も、きっと支払先に受け入れて貰えると信じます。なにせ「緊急事態宣言」ですから。

この辺りの支払費目の選別・優先順位や心構えの在り方は、確かに企業再生手法と同じです。ただ現時点ではそういった施策ではなく、まず冷静になって物事を考えることが最優先です。それらを真剣に考えることになるのは、自粛要請解除後です。

 

今回の「コロナ禍」は、不安を煽るばかりのニュースによって不安感が増幅されていますが、人類は歴史上何度も繰り返し経験しているのです。数字だけを見れば、過去最悪でも何でもありません。寧ろ、医療発達のお陰で死亡者数は劇的に改善されていることを喜ぶべき、と個人的には思っています。

 

人類は必ず、この「コロナ禍」を乗り切ります。

 

私自身、保有する再生事業の中で、特に日本以上に厳しいロックダウンを経験している海外で大きな経済的打撃も受けています。それでも、この状況が永遠に続く訳ではないので、悲観するのではなく、努めて冷静に物事を考えるようにしています。

 

そしてアフターコロナでは、時代の変化によってものすごい経済的チャンスが訪れると確信しています。「それはね… 」と不謹慎ながらワクワクお話していると、「変わんないねー」とZoom画面の向こう側で笑わてしまっています。

 

 

セカンド・オピニオン㈱代表取締役
企業再生人® 小澤隆

 

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