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Re-post: マリリンの『ビジネス経理』#17

毎週土曜日にコラム掲載している『ビジネス経理』の再掲載です。

病気・ケガで入院等になった場合の、公的医療保障がテーマです。

 

マリリンの『ビジネス経理』#17(2019年5月掲載)

マ:マリリン
順:珈琲順太
ス:二度寝スヤ子
み:みっちー先生

 

順&ス:『マリリンのビジネスぅ経理ぃぃ』!(エコー)

 

ス&順&み:「マリリン先生、改めて、ご結婚おめでとうございます!」

マ:「皆さん、ありがとうございます!」

順:「さてさて、ご結婚とか幸せなライフイベントは、ご自身のライフプランの見直し時ですよね。キャリア設計とか生命保険とか」

 

 

マ:「そうですね(笑)」

ス:「イキナリ話題をビジネス経理に戻した(笑)」

み:「スヤ子さんは生命保険、入ってます?」

 

生命保険はなぜ必要なのか?

ス:「入ってますよ!何かあったときに、万一に備えて、生活の保障を考えるのは社会人として当然だと思います!」

み:「あ、順太さんが何か言いたそう(笑)」

順:「生命保険って、支払保険料の総額が生涯で1,000万円を軽く超えてくるので、家・子供の教育資金の次に並ぶ生涯の大型出費です。それなのに皆さん、家や車の購入のようにではなく、あまり考えないで保険勧誘員の言いなりで保険商品を選択するので、不思議で仕方が無いんです」

み:「あ~、出たでた(笑)」

マ:「確かに支払保険料の総額って大きいです」

ス:「あ、じゃぁ、今回のビジネス経理は『生命保険』についてですか?」

順:「いえ、その前に先進国の中で最強の『日本の公的保障』に話題にしたいと思います」

ス:「先進国の中で最強の『日本の公的保障』?」

マ:「民間の保険というのは、国が提供する公的保障では不十分な部分を、各個人が自費で補完する保険です」

ス:「そういえば。。。生命保険を考える時って、公的保障は考えないで、万一の時どれくらいのお金が必要か?を考えますねぇ」

み:「多くの人は年金以外の公的保障って、ゼロか微々たるものというイメージしか持っていないです。その漠然とした不安感から生命保険に入ります」

 

 

万一の時って、どんな時?

順:「さて、現役世代で備えなくてはいけない万一の時ってどんな時でしょう?」

ス:「病気やケガをした時の入院費とか、死んだ時に家族へ残すお金。。。あと、老後資金?」

マ:「一般的に求められる生涯保障は
1 医療保障(入院した時に保険金が出る。通院でも出る保険も出てきた)
2 死亡保障(死んだ時に保険金が出る)
3 老後保障(公的年金の積み増し)
です」

み:「最近では介護不安の高まりから、4 介護保障も注目されるようになってきました」

ス:「なるほど~」

み:「民間の老後保障保険、介護保障保険は、公的年金と介護保険という公的保障をさらに上乗せして補いたいという保険ですね」

順:「3 老後保障と4 介護保障 は『豊かな老後生活』目的なので、現役世代で切実な『万一の時、生活難にならないため』目的の1 医療保障と2 死亡保障をまずは見てみましょうか」

マ:「興味あります!」

順:「その前に! 保障内容の前に、何がリスクかを把握しましょう

ス:「何がリスク?」

順:「だって、どのくらいの確率で病気になるのか?その際に医療費が合計いくら必要かを知らないと、公的保障で不足する部分が分からないでしょう?」

 

入院受療率 平均入院日数 平均自己負担額

順:「人口10万人に対する入院患者の数は1,038人(厚生労働省「平成26年患者調査」)です。病気・ケガで入院する確率は約1%です」


(公益財団法人 生命保険文化センターHP より)

 

ス:「え~、思ったより低い!」

順:「平均入院日数は31.9日(厚生労働省「平成26年患者調査」)です。」

ス:「ふむふむ」

 


(公益財団法人 生命保険文化センターHP より)

 

順:「気になる医療費ですが、公的保障でカバーされる分を差し引いた入院時の自己負担費用の平均は約22万円です。この負担額には治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品費などを含んでいます(平成28年度生命保険文化センター「生活保障に関する調査」)」

ス:「思ったより全然少ない!!

み:「それくらい、日本の医療に関する公的保障はスゴイんです」

マ:「これくらいなら、貯金で充分カバーできますね」

ス:「あ、でもガン入院とかは? 高額医療のイメージなんですけど??」

み:「ガン医療のほとんどが公的医療保障の範囲内で、高額療養費制度が適用されるので、こういう結果が出てくるんです」

順:「公的医療でカバーされない先進医療も勿論あります。でもその先進医療費は、多くの民間医療保険でもカバーされません。専門の民間保険か特約が必要です」

マ&ス:「イメージが全然ちがう!!」

 

先進国最強の日本の公的医療保障

み:「結論から先に言うと、国保(個人事業主)でも健保(会社員)でも
自己負担割合30%(6~64歳)
高額療養費制度で1か月何十万円もの医療費はあり得ない
という素晴らしい公的医療保障のお陰で、医療費に困るケースは極めて稀なんです」

マ:「出産一時金って、ありますよね?」

み:「さすが新婚のマリリン先生(笑) 『出産育児一時金』として1児につき42万円給付があります。あと健保では出産手当や育児休暇中の社会保険料免除もありますよ。詳しくは個別相談で(笑)」

 

 

ス:「あ、でも② 高額療養費制度って、先に全額を自己負担して、後から返金されるんじゃなかったでしたっけ?」

み:「今は限度額認定証という制度があって、事前に「限度額適用認定証」を申請しておくと窓口での支払いを自己負担限度額に抑えることができます

マ&ス「へー」

み:「気になる退院後の自宅療養ですが、病気やケガで会社を休むことになりお給料をもらえない場合の生活を保障するために傷病手当金があります。ただしこの制度は健保のみなので、国保加入者は注意が必要です」

ス:「どのくらい貰えるんですか?」

み:「およそ、働いていたときの給与の3分の2で最長1年6か月給付されます」

マ&ス「すごーい!」

順:「会社を退職することになった場合でも傷病手当金を受給することが可能です」

み:「有給休暇や会社の福利制度との兼ね合い、他の労災制度等や適用条件もそれぞれあるので、ケースごとに個別判断が必要ですけどね。でも総じて、健保加入者の公的保障はかなりしっかりしています」

順:「仮にこれらの公的医療保障制度でカバーしきれない長期医療等があっても、最後は『生活保護法による医療扶助』があって、医療費が払えないから病院に行けないというケースは日本では生じないんです。知る限り、こんな充実した公的保障のある先進国って存在していません。だからこそ、日本の国家財政が苦しくなる一方なんですけど・・・」

マ:「日本の公的医療保障制度ってスゴイですね」

順:「最強経済大国のアメリカだって、日本のような国民皆保険を導入しようとして上手くいきませんでしたからねー」

み:「あ、でたでた(笑)。順太さんは日本の民間保険に対して厳しいコメント多いですから(笑)」

順:「だって入院費用の実態と、充実した公的医療保障を知ったら、どの部分を追加でカバーしなくてはいけないかが、多くの人のイメージと全然違いますから!」

み:「はいはい、そういう突っ込んだ話は珈琲団勉強会でお願いしますね(笑)」

 

ス「あ、そろそろお時間です。次週土曜日のマリリンの『ビジネス経理』#18 をお楽しみに!!」

 

 

 

ビジネス経理#1~#16はコチラをクリック!


  【珈琲 順太】
仕事の合間にちょっと一息「コラム」をどうぞ!

 

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