アジアに学校を創ろうProject

 
セカンド・オピニオンが行っているCSR活動「アジアに学校を創ろうproject」の活動報告です。
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産休先生Project

2019年に「産休先生Project」をトライしてみようと思います。この私立「産休制度」の支援は、ラオスのタオイ(山岳地帯)地域での支援としては初めての試みになります。

 

 

ラオス僻村地での学校の先生

ラオスの地方で公務員である「学校の先生」になることは、現金収入が得られることから人気の職業の一つになっています。

ところが困ったことにラオス政府の財政は厳しいため、先生の収入はそれほど高くなく、その収入だけで生活するのは厳しいのです。最近では給与遅配や支払スキップ(!!)まで生じています。このためラオスでは、先生に限らず公務員は副業をするのが一般的で、現金収入が得にくい村へ赴任した先生は村が貸与する農地によって、農作業によって副収入を得ています

 

現在弊社が支援活動をしているラオス少数民族の居住地域は、交通の便が悪くて都市部からの移動が困難なこと、先生に赴任してもらっても貸与出来る農場が貧弱で副収入が得られないこと等から、学校の先生の成り手があまり居ないという現実があります。

 

この問題意識から、『支援地域の学生が先生になってくれれば、そのまま地元で先生になってくれる確率が高い。そうなるように支援しよう!』と『ラオス教育短大進学への奨学金』制度を2014年~2016年に支援しました。

しかしラオス教育当局の慢性的財政不足により、先生採用の人数が絞られ、ラオス教育短大を卒業してもすぐに学校の先生になれない状況になってしまいました。また少数民族サポート制度として高等教育を受けていなくてもラオス教育短大に進学出来る優遇制度が改定され、他の学生と同様に高等教育が必須になってハードルが高くなった一面もあります。このため奨学金支援では支援地域の先生不足が解消しませんでした

 

私立「産休制度」で安心して復帰してもらおう!

さて、そんな過去の支援失敗はともかく、目の前の現実を見ましょう。せっかく先生になってくれた女性先生が、産休制度が無いことで出産によって先生を辞めてしまうのは余りに勿体ない! だったら教育当局と話して私立「産休制度」を作り、その間の先生への給与をコチラで負担させて頂いて、女性先生に安心して出産して貰い、その後復帰して頂こう! という考えに到りました。

 

『学校建設』というハード面支援で校舎が建設出来ても、『学校運営』というソフト面支援が無いと学校教育は機能しません。日本からの寄付も、「開校式」「物品支給」のように華々しく寄付の達成感が得られるハード面支援が好まれ、地味なソフト面支援には寄付が集まりにくい現実があります。

日本側NPOのAEFAさんや、現地NGOのACDさんのサポートを受けて、効果の高いソフト面支援が出来たら嬉しいですね!

 

セカンド・オピニオン㈱代表取締役
企業再生人® 小澤隆
CSR活動報告 「アジアに学校を創ろうProject

 

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