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アジアに学校を創ろうProject
 
セカンド・オピニオンが行っているCSR活動「アジアに学校を創ろうproject」の活動報告です。

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2017.07.16カテゴリ:
ラオス教育養成短大 奨学金支援

 

アジアに学校を創ろうProject3号(2014年)は、『教員養成短大(TTC)への奨学金』支援を実施しました。今までの1号(2012年)ラオス幼稚園2号(2013年)カンボジア小学校では、学校のない地域に弊社寄付で学校建設をするハード面の教育支援が中心でした。Project3号は、NPO法人AEFA さんの支援プログラムに従って、1号ラオス幼稚園が帰属するパチュドン中学校の卒業生を対象にした奨学金(3年課程を支援)というソフト面の教育支援を志向しました。

 

『AEFA 事務局長からのお話』

 

タオイ郡の基幹校、パチュドン及びブオンナム中学校修了生が年々増えていて、次の道として最も可能性と具体性が高いのは、TTC(教員養成短大)に進むことです。TTCで学べば、高等教育に振り替えることも出来るため、進学希望者は大変多く、現在は「小学校の教員となる人」限定で支援していますが、希望者に対し予算不足に悩まされています。奨学金のプロジェクトは、学校建設後の次のステップとして、現地からの希望と優先順位が高いです。

中学校卒業生にとっては、TTC進学が唯一の次への道なので(当時)、卒業生が増えるにつれ、希望者が増え、どの子を選ぶか・・というのに現地の先生方もプロジェクトスタッフも頭を悩ませています。奨学金の支援があれば、寮で生活するために必要な経費・副教材や文房具を買うための経費をカバーして、3年間課程で、初等教育の教員資格を取ることが出来ますので、本人にとっても、将来先生を迎える同地域にとっても、大変ありがたいです。

 

奨学生の選考

 

希望者多数の中から、何を判断基準に誰を選考するか?というのは悩ましい問題です。NPO法人AEFAさんと話し合ったのですが、基本的に成績上位を判断基準にしました。家庭の事情等、各希望者にはそれぞれの事情があります。一方で、中学校在籍者にとって成績上位になると、奨学金によってTTCへ道、即ち教育課程を継続出来るという道は、とても励みになっているのです。それはそのまま、中学生達の学習意欲に結びついていました。

 

そうした選考過程の結果、今回の奨学金付与者は、少数民族パコ族出身の、20歳の学生 Sethakhiao セタキオヤ さんに決定しました!

・サラワン県タオイ郡ジョーカン村(パチュドンの支村)出身
・2006-2007年度 パチュドン小学校卒業
・2010-2011年度 パチュドン中学校卒業
・2013-2014年度 サラワン県少数民族高校卒業

 

この他にも既にTTC進学している在籍生徒への奨学金付与等も実施しました。

 

奨学生達のその後

 

支援開始直後の2014-2015年度より、ラオスの教育制度が変更され、教員の質向上を目的とし、教員養成短大への進学資格が[高卒]となりましたこれまでは、少数民族枠特別課程として、中卒でした)。このため、このTTC進学を目的とした奨学金制度は、2014年で新規受付の終了となりました。

 

また、TTC在籍生徒に付与した奨学生らも逐次卒業していきましたが、教育制度の変更により卒業したものの教師になれない奨学生も多くなりました。現在教育支援対象国としているラオス・カンボジアでは、この様に制度も急に変更される場合もあるので、支援方法もそういった情報も考えないといけないと、反省点も多い「アジアに学校を創ろうProject3号」でした。この反省点を踏まえて、2015年からの「アジアに学校を創ろうProject4号」がスタートします。