グリーンプロジェクト 2019上半期レポート①
2016年から継続してきたラオス共和国での『出前幼稚園プロジェクト』は、2019年から『グリーンプロジェクト(正式名称:Environmental Education at School in southern Laos)』に進化しています。自分たちの生活環境における環境問題がテーマです。
提供する支援プログラムは違うのですが、どちらも
・支援対象となる地域・村を特定し、該当地域の現地当局を巻き込む
・違う地域・村の「お兄ちゃん先生、お姉ちゃん先生」が協同して学ぶ
・「お兄ちゃん先生、お姉ちゃん先生」が各村に戻って子供たちに教えていく
というプロジェクト・スタイルは変わりません。
ただ『出前幼稚園プロジェクト』と違って『グリーンプロジェクト』のプロジェクト対象者は幼稚園生ではなく、「お兄ちゃん先生、お姉ちゃん先生」と同年代の中学生です。なので、「お兄ちゃん先生、お姉ちゃん先生」ではなく、「プロジェクト・リーダー」と呼ぼうと思います。
学校校舎建設といったハード支援とは一味違う、ソフト支援のプロジェクトです!
現地NGOのACD(Association for Community Development) と当局(サワラン県教育スポーツ局:District Education and Sports Bureau)との話し合いで、2019年の支援対象はホウアヤード(Houaylard)村とバンペウイ(Vangpeui)村の各中学校に決定しました。
プロジェクト・リーダーの研修
2019年3月末に、両村から各20名のプロジェクト・リーダー候補が選ばれて、両中学校の先生、ACDスタッフ、DESB関係者を含め総勢58名が集まって、プロジェクト・リーダーへの研修が実施されました。
環境問題について、どうやって学び、どういう活動をしていくのかを考えてもらっています。
学んでいます!
みんなに教えるには、こうやって歌や踊りを使うと効果的なんですよ、という風景。
各中学校の周辺マップを作って、現在の環境問題を確認しよう!
さすがプロジェクト・リーダー、見事な地図作りの成果!
地図に従って、環境問題の現地調査中。
プラスチック廃棄物から「ほうき」が作れる?
単純に環境問題を取り上げても子供たちが興味を持ちづらいので、「工作遊び」を混ぜました。
放棄(ほうき)された廃棄物から箒(ほうき)づくり ☜教育的指導
プロジェクト・リーダーが中学生達に実際に教えていく風景は、グリーンプロジェクト2019上半期レポート②に続きます。
セカンド・オピニオン㈱代表取締役
企業再生人® 小澤隆
CSR活動報告 「アジアに学校を創ろうProject」