
書評:斎須政雄 調理場という戦場 (ほぼ日ブックス)
先日、株式上場を果たした糸井重里氏の率いる「ほぼ日刊イトイ新聞」がきっかけで、世に出た傑作が、コートドールのオーナーシェフ斎須政雄さんの書いた、「調理場という戦場」だ。 【調理場という戦場 ほぼ日ブックス 斉須 政雄 (……
先日、株式上場を果たした糸井重里氏の率いる「ほぼ日刊イトイ新聞」がきっかけで、世に出た傑作が、コートドールのオーナーシェフ斎須政雄さんの書いた、「調理場という戦場」だ。 【調理場という戦場 ほぼ日ブックス 斉須 政雄 (……
歴史小説なんか読んで、何の役に立つと思わないでもない。ただの時間潰しといえばそれまでだが、そうとも言い切れない瞬間があるのが、人生の面白いところである。 普通に働いている人間にも、魔の瞬間というようなものがある。成功の瞬……
こんにちは、茶谷順子です。 コーヒーはお好きでしょうか?私は、好きです。 なのでイラストで、コーヒーをおいしく入れるポイントとか、この機械はこうなんだよ。という、興味のない人にはどうでもいいことをどんどん描いています。 ……
書店で手に取り、一ページ目を開いた途端、これは自分に語りかけている本だと思う経験が稀にある。 神保町の東京堂書店で、何の気なしに、手に取った、日本政治外交史の三谷太一郎さんが岩波新書で出版された「日本の近代とは何であった……
「恰(あたか)も一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」 福沢諭吉の言葉だ。 一身二生。 江戸と明治。戦前と戦後。価値観の大転換に晒される世代の宿命を一言で表している。 私たちなどは、それほど、劇的な価値観……
こんにちは、茶谷順子です。 コーヒーはお好きでしょうか?私は、好きです。 なのでイラストで、コーヒーをおいしく入れるポイントとか、この機械はこうなんだよ。という、興味のない人にはどうでもいいことをどんどん描こうと思います……
明暦の大火の時のような大量の焼死者を出さないようにということで江戸幕府によって隅田川にかけられたのが、両国橋だという。 東日本橋から、この橋を超えると、江戸ではなく、川向うと呼ばれることになる。 たしかに両国橋を渡り切る……